にちにち堂カフェ

『ネイティブ・アメリカンの
古来の智慧に学ぶ』読書会

日時　2012年11月16，23/12月7，14日
　　　　（共に金曜日、午後7時～）
場所　にちにち堂カフェ（群馬県　高崎市　北原町）
会費　300縁

できたら連絡ください～。
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シンガエ

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電話は　の　を抜かしてかけてね☆


今日は夜、にちにち堂カフェで「読書会」というのを始めます。
今日が最初です。
どうなるかなぁ？

なんでこんなのをしたいと思ったかというと、
「やっぱね、自然と一緒に生きたいな」という思いです。
全部はムリでも、自分にできる限りの事はしたいなと。

行き過ぎた人間だけの社会の亀裂は目に見るよりも明らかなので。
苦しいし。
楽しくないし。
病気になるし。

で、そのヒントになるような１冊の本に、
10年近く前に出会いました。

その本はアメリカ人の書いた本でした。

著者は、８歳の時に出会ったリパン・アパッチ族という
ネイティブ・アメリカンのおじいさんに、
インディアンの古来の智慧を伝授されて育ちました。
両親は、他にちゃんといますし、学校も行ってたらしいですけど。

そのリパン・アパッチ族の中の小さな一族は、
白人の迫害から逃れ、居留地に入れられず、
捜索の手など届かない死の砂漠を住処とし、
古来の生き方をしている一族でした。

著者はそのおじいさんの教育を受けて育ったのち、
ナイフ１本で森の住人となり、
文明社会といわれる社会から離れ、
一人、森で3年くらい生活していたそうです。

ある時、行方不明者の捜索に警察が2000人くらいの人手や、
軍隊を出しているのを見かねて、
彼一人で短時間で行方不明者を探し出してしまいました。
その能力を買われて警察の捜索に加わらせられ、
捜索隊の教育に携わりました。

何故彼にそんな特殊能力があるのか、
と疑問を投げかけられたとき、
はじめて、彼がその生い立ちを語ったのでした。

と、まあ、なんとも稀有な育ち方をした人の本なんですが、
15冊のうちの3冊が和訳されています。

けれど、今の日本はよいものが正当に評価されない国。
あっという間に廃盤となり、
今ではプレミアがついてしまい、高価になってしまいました。

図書館などにもある所とない所があり、
私は今回、読書会の為に2冊くらいは持っておいたほうがいいなと、
一番安価だったものを購入してみたら、
なんと、どこかの図書館からの流出本でした！

と、いうわけで図書館でも読み手が少ないからか、何なのか、
出してしまうところもあるようです。
最近の図書館はすごく良い本も処分してしまっているなと感じるので、
大事なものは自分で確保しておくしかない感じがします。
（他にも何度かこういう事がありました。）



何故今になってまた、この本をこうして読書会という形で
紹介しようと思ったかというと・・・。



実は私、去年、ネイティブのある、有名な方に会ったんです。
自分にとっては初めて出会うネイティブアメリカンの方で、
もともと少数民族の古い智慧や生き方に興味があったので、
どんな感じなんだろう？
と思って会いに行きました。

で、会って思ったのは、白人の迫害に遭って親と離されたり、
居留地に追いやられたりしてしまっているせいか、
古い智慧は殆ど受け継がれていないのではないか？
といった感触でした。

いろいろ本も読んだのですが、
彼らの言った言葉を集めた本などには出会いましたが、
今回読む本ほど、具体的にその内容を伝えられているものには
出会った事がなかったのでした。



貸し出しできれば回し読みすればいいのでしょうが、
日本語版がこういう状態になってしまっている今、
恐ろしくて門外不出としたい状態になりました。


でも、にちにち堂に集まる人は脱・原発というのを想っていて、
その為に一人ひとりにできる事を模索し、
実践する、あるいはしたいと思っている人たちです。

或いは、こういう情報を得てくる方の中には私のように、
単純に興味があるという方もいらっしゃるかもしれません。

また、田畑をしている人も多く、
そういう人にとっても何かヒントがあるような気がします。

現在の文明社会と言われる社会、
何か間違っていると多くの人が心のどこかで思っていて、
でも、どこから始めたらいいのか解らない。
そんな方にもヒントになる本だと感じています。

余計なお世話かもしれないけど～～～ｆ＾＾；


だから、今回、音読という形で伝えたいと思ったのでした。
それが、今夜7時からです。

さてさて、どうなる事やら。
愉しみです＾＾♪